さて、mini-Xだが、おもちゃとはいえ、やはりそう簡単に飛ばせた訳ではない。
といっても、とりあえず浮かすだけなら割とすんなり浮かせる事が出来る。
何せ空気を相手に飛ぶわけで、車などのように路面との摩擦の大きい物とはまるで操作の挙動が違う。
当たり前のことだけど・・・
しかしながら、物が浮いているというのは何かにつけ、なんとも言えない感動がある。
これはハマってしまうな。
で、購入から約2週間、毎日2~3回のフライトで、バリバリの初心者的に特に飛ばすコツを得る事が出来た。
まずは、パワーのコントロールだ。
上げ過ぎず、下げ過ぎず・・・この上下の感覚を無意識に操作できるようになると、かなり浮かしてられるようになった。
その後は、旋回。mini-Xはどこかで、3chなのだが、
1ch=上昇・下降
2ch=左旋回・右旋回
3ch=前進・後進
なのである。
1chの上昇下降が無意識にできれば、あとは旋回だけを気にしていれば浮かし続ける事が出来る。
量産製品としての精度的には、作られている国的には大体の察しが付くのだが、かなりバラツキが多いのだろうが、トリム調整してもそのうち、右か左かにゆ~くり曲がるように流れていく行く。
そこで、一定の高さで浮かし続けつつ、自然と機体が流れて壁などの障害物に近付いた時には、旋回で機体の向きを変えてあげる操作に集中すれば良いだけなので簡単。
しかも、その旋回の向きを、慣れるまでは右だけ(または左だけ)という風に機体を回すように操作すると、機体を少しずつ一方向に回して旋回するように障害物を避ける事ができる。
これが出来ればほぼ、バッテリー切れまで浮かし続ける事が出来る。
ここまでで1週間。
なんでも人間慣れてくると冒険したくなるもので・・・左右の旋回はもちろん、急激な上昇や下降、そして高い位置から一気にパワーオフにして、ギリの所でパワー全開などww
ちなみに、前進後進だが、mini-Xは重心がやや前に設定されているらしく、何もせずに浮かすだけで少しずつ前に進むようになっている。なので定位置でホバリングさせたい場合は、やや後進をさせるとある程度とどまることが出来るようになる。
が、前進後進はかなり急激な旋回をするので、操作には注意が必要のようだ。
・・・と2週間も立てば、ある程度自由自在に操作できるようになる。
流石というか、これだけの小ささで赤外線とはいえ無線コントロールで3chの動作が何の知識もないド素人が直ぐに飛ばせるようなものを、しかもフルセットで5000円程度で作ってしまう時代となったことが凄い。
会社の女性スタッフ曰く、そんなもん飛ぶように作ってあるねんから飛んで当たり前やん・・・と言われてみると、まぁ、そりゃそうやけど・・・となる面も否めないが、やっぱ感動w