書こうと思ってほったらかしやってんけど、T-REX450の純正アンプRCE-BL35Pの設定。
先日のフライトで、アイドルアップしても回転数が変わってない感じやってんけど、どうもアンプの設定が変わっている感じ。
アンプ設定のやり方は何回かやって覚えててんけど、設定の内容を覚えてへんかったw
たまたま、ラバジさんが、同じアンプを使ってる機体があったので、音を聞かせてもらって同じ設定にできたので助かった。
この設定はプロポのスティックの位置で設定すんねんけど、スロットルスティックを100%に位置にした状態で、バッテリー繋いでアンプの電源を入れると、アンプの設定モードに入ることができる。
墜落した時などは特に財布の方向に意識が集中してるので・・・w
ホールド入れて、スロットルがMAXのままになった状態で、うっかり電源入れてみたりなんか訳分からず知らないうちに設定モードになってたりして、知らんうちに設定モードを変えてしまうことがあるらしい。
なので、常にフライトの際にはバッテリーをつないだ後にアンプからなる音を聞いて、設定が変わっていないかを意識しておく方がいいかも。
初めての時つか、慣れてないと、ピンとこないけど、覚えてしまえばなんてことない。
基本的に5種類の設定項目がそれぞれ、どの設定になっているか、毎回電源投入時に音の回数で教えてくれるようになってる。
電源を入れた時に鳴る音の項目 1.ブレーキ設定(3パターン) ブレーキ無(ビープ音1回)・・・・・・設定時のスロットル位置0%(初期値)
ソフトブレーキ(ビープ音2回)・・・・設定時のスロットル位置50%
ハードブレーキ(ビープ音3回)・・・・設定時のスロットル位置100%
ヘリの場合はブレーキ無でええんやろうな。
なので、
「ビープ音1回」 2.タイミング設定(3パターン) Low(ビープ音1回)・・・・・・設定時のスロットル位置0%
Mid(ビープ音2回)・・・・・・設定時のスロットル位置50%(初期値)
High(ビープ音3回)・・・・・・設定時のスロットル位置100%
※Lowは2極モータの時の設定で、6極以上のモーターはMidかHighの設定って書いてある。
ただ、Highの設定にすると、モーターの出力が上がるみたいやけど、負荷によってはバッテリーがオーバーロードするかもよ・・・的なことが書いてあって、実際の電流値を測るように書いてある。
許容値を超えていたら、バッテリーが死ぬ可能性があるかもね。
Midに設定するので、
「ビープ音2回」 3.バッテリー保護設定(2パターン) 高設定(ビープ音1回)・・・・・・設定時のスロットル位置0%(初期値)
中設定(ビープ音2回)・・・・・・設定時のスロットル位置50%
バッテリー保護はバッテリーが過放電するとバッテリーがダメになるので、それを防ぐためにバッテリーの電圧が一定値になった時に、自動的にモーターを停止する機能。
オートカットとか、カットオフとかいう設定。ちなみに飛んでる最中にカットオフすると、モーター停まるので落ちるw
高の設定
●1段階目の保護・・・1セルの電圧が3.2V(以下)になった時、保護機能が働いてモータのパワーが落ちるので、オートカットになる前に直ぐに着陸させる。
●2段階目の保護・・着陸せずにそのまま飛ばし続けて、バッテリー1セルの電圧が3.0Vになると、完全にモーターを止めるので、落ちるw
中の設定
●1段階目の保護・・・1セルの電圧が3.0V(以下)になった時、保護機能が働いてモータのパワーが落ちるので、オートカットになる前に直ぐに着陸させる。
●2段階目の保護・・着陸せずにそのまま飛ばし続けて、バッテリー1セルの電圧が2.8Vになると、完全にモーターを止めるので、落ちるw
※ただし、中設定で、2段階目の保護機能が効くのは次の設定項目のスロットルタイプが「飛行機モード」の時だけなので、ヘリでの設定の場合、中設定は、モーターのパワーが下がるだけで、それ以降はカットオフが入らず、バッテリーは過放電し続けることになるので、パワーが落ちたら速やかに降ろすようにする。
ちなみに、俺の場合、色々聞いて、バッテリー電圧が各セル3.8を切らない程度のフライト時間で降ろす方が、バッテリーの寿命にも良いし、次の充電時間も割と短くて済むので、プロポのタイマー設定で降ろす時間を決めてる。
一応、ドノーマルの状態で、飛ばし始めて、直ぐにアイドルアップしてピッタリ3分位の間で降ろすと、3.85V前後になる。もっと激しい飛ばし方をするようになったら、もうチョイ短い方がええんかな。
結局のところ、プロポ設定で時間を決めて降ろすようにしてるので、中設定
「ビープ音2回」。
※そこまでバッテリーを消耗さすこともないやろうし、突然カットオフされるのも恐いし、何より、精神力の持続時間がウルトラマン以下やしw
4.スロットルタイプ設定(3パターン) 飛行機/グライダー(ビープ音1回)・・・・設定時のスロットル位置0%
ヘリコプター1(ビープ音2回)・・・・・・設定時のスロットル位置50%(初期値)
へりコプター2(ビープ音3回)・・・・・・設定時のスロットル位置100%
まぁ、ヘリの場合なので、ヘリ1かヘリ2な訳やけど、
ヘリコプター1はソフトスタート
ヘリコプター2はソフトスタート+ガバナー
ガバナーモードは、常に一定のロータ回転に保つようなモードやけど、スロットルとかギア比とかジャイロの設定とかをあれこれやらんとアカンみたい。
よ~わからんので、今はヘリコプター1のスロースタートのモードに設定した。
「ビープ音2回」 5.スロットルレスポンス設定(3パターン) 標準(ビープ音1回)・・・・設定時のスロットル位置0%(初期値)
中速(ビープ音2回)・・・・設定時のスロットル位置50%
高速(ビープ音3回)・・・・設定時のスロットル位置100%
スロットルのレスポンス(反応スピード)の設定。
3Dフライトをやる場合、スロットルの反応速度が早い方がいいので、中速か高速にする。
俺は高速の設定。
※高速にする時はピークの電流値が上がって、消費電力も増えるので発熱やバッテリー消費にも注意が必要かも。
「ビープ音3回」 という感じ。
バッテリーをつないだ後、ビープ音の回数を数えると、
「ビープ音1回」
「ビープ音2回」
「ビープ音2回」
「ビープ音2回」
「ビープ音3回」
と連続して鳴る。
ちなみに、設定には6番目の項目でBECの電圧を5V/5.5V/6Vの3パターンで設定する項目がある。
ALIGNの純正サーボDS415Mは6Vまで使えるので、アンプのBEC設定は6Vにした。
この6番目の設定は、ビープ音は鳴らない。
あんまり気にしてへんかったのでデフォルトの5.5Vのままにしててんけど、ラバジさんに目一杯スペック使こたほうがええで~って言われて、DS415Mのスペック良く見ると、そらそーやなぁと思た。
●Stall torque:2.0kg.cm(4.8V)
2.4kg.cm(6.0V)
●Motion speed:0.1sec/60°(4.8V)
0.08sec/60°(6.0V)
●Rating voltage:DC 4.8-6.0V
なので、トルクもスピードも6.0Vで使こた方がええなw
設定一覧表
モード/設定時のスロットル位置 | 最低(0%)位置 (ビープ音1回) | 中間(50%)位置 (ビープ音2回) | 最高(100%)位置 (ビープ音3回) |
1.ブレーキ (1音繰り返し) | ●ブレーキ無 | ソフトブレーキ | ハードブレーキ |
2.タイミング (2音繰り返し) | Low | ●Mid | High |
3.バッテリー保護 (3音繰り返し) | ●高 | 中 | - |
4.スロットルタイプ (4音繰り返し) | 飛行機/グライダー | ●ヘリ1(ソフトスタート) | ヘリ2(ソフトスタート+ガバナー) |
5.スロットルレスポンス (5音繰り返し) | ●標準 | 中速 | 高速 |
6.BEC出力電圧 (6音繰り返し) | 5.0V | ●5.5V | 6.0V |
●印が初期設定、赤文字が実際の設定。
つーわけで、
設定方法 1.設定モード まずは、設定モードに入る。
・プロポの設定でスロットルカーブを0-100%にしておく。
・プロポの電源を入れて、スロットルをフルハイ(100%)の位置にしたまま、アンプにバッテリーをつなぐ。
・設定モードに入ると、聞き慣れない音階がなる。
それを聞いたら、次にスロットルをフルロー(0%)にすると、また聞きなれない音階が鳴る。
これで、スロットルの0%と100%に位置をアンプが覚える。
※スロットルの位置のフルロー(0%)、中間(50%)、フルハイ(100%)の位置で各設定項目内でモードを切り替えるので、スロットルカーブがロー位置で0%、フルハイ位置で100%になっている必要がある。
※ビープ音はモーターを励磁する音なので、モーターも繋いでおく必要がある。
(設定モードに入ったら、スロットルを動かしてもモーターは回らん。)
2.パラメータ設定設定モードに入って、スロットルのハイ、ロー設定が終わると、直ぐにブレーキ設定の項目から順次パラメータ項目の設定に進んでいく。
各パラメータの設定は、ビープ音の回数でどの設定項目かが分かるようになっている。
1.ブレーキ設定は1音のビープ音が5回連続してなる。
♪-♪-♪-♪-♪
2.タイミング設定は2音のビープ音が5回連続してなる。
♪♪-♪♪-♪♪-♪♪-♪♪
3.バッテリー保護設定は3音のビープ音が5回連続してなる。
♪♪♪-♪♪♪-♪♪♪-♪♪♪-♪♪♪
4.スロットルタイプ設定は4音のビープ音が5回連続してなる。
♪♪♪♪-♪♪♪♪-♪♪♪♪-♪♪♪♪-♪♪♪♪
5.スロットルレスポンス設定は5音のビープ音が5回連続してなる。
♪♪♪♪♪-♪♪♪♪♪-♪♪♪♪♪-♪♪♪♪♪-♪♪♪♪♪
6.BEC出力電圧設定は6音のビープ音が5回連続してなる。
♪♪♪♪♪♪-♪♪♪♪♪♪-♪♪♪♪♪♪-♪♪♪♪♪♪-♪♪♪♪♪♪
各項目はビープ音が5回鳴っている間に、スロットルの位置を、設定したいパラメータ位置(0%か50%か100%の位置)に持っていく。
設定が終わると、設定が終わったビープ音が鳴って、次の項目の設定へ進み、項目のビープ音がなるので、また5回鳴り終わる間に、パラメータを設定する。
6項目のBEC出力電圧設定が終わったら、スロットルを最スロー(0%)位置にしてバッテリーを外すか、ユーザーモードに入る音が鳴り終わったら、アンプの設定が完了。
スロットルを最スロー位置に戻して、バッテリーを接続して、アンプのビープ音を確認して、設定した通りの回数になっているのを確認する。
スロットルカーブを元に戻して、全部終わり。
あとは、思う存分落すだけやw