NAZE32+MicroMinimOSD+NZ GPSの接続とPorts設定
ドローンZMR250レーサーの配線とかやけど、サードパーティとかのPCBボードを使うとPORT設定でちょっと問題がありそうなので、普通に解説されている繋ぎ方とはちょっと違う方法で接続してみる。
解説されている所で良く見かけるのは、GPSのTX/RXをNAZE32の
「10pinコネクタの5pinにTX、6pinにRXと接続して、CLEANFLIGHTのPorts設定でUART2のGPSをON、ConfigでGPSをONにする。」
というやつ。
(本家?っぽい海外マニュアルにもそのような事が書かれている。)
で、その通り設定してみると、確かにGPSは認識(部屋の中でも大体8-9個捕まえる)するし、MinimOSDでの画面上表示もGPSの補足数や補足数が少ない時はLOW SATやったかな・・・の表示が出たりするので、正常に動いてると思われる。
が・・・
その状態で、色々やってもうまくいかんかったのが、CLEANFLIGHTでNAZE32の設定をやろうとしても、PCとNAZE32が繋がらなくなる。
という症状。
OSDを外すと、ちゃんとNAZE32のパラメーターを触れるようになるので、まぁ、これはGPS認識云々以前にOSDのお陰様な訳やねんけど。
どうも、OSDがUART1を占有してNAZE32のUSBがbusyの様な状態になってる?!ってのがありそうな気がしたので、GPSのポート設定云々ではなく、OSDのシリアルポートを変えたらなアカンのんちゃう?!みたいなw
PCBボードを使う場合は、普通にボード上にソケットやヘッダーピンなどを立てて、それにサクッと差し込む感じでNAZE32とMicroMinimOSDを挿してしまうと思うねんけど、それやとNAZE32とOSDがハード的に固定で接続されてまうので、たぶんそれがアカンねんな。
それでも、最初はNAZE32側やOSD側のGUI設定画面で何かポート変更とかI/O機能変更できるんちゃう?と色々やってたけど、埒あかず断念w
で、結論から言ってしまうと下記で解決した。
(ハードウェア接続)
1.NAZE32ボード上のTX/RXヘッダーピンを外して、OSDとのシリアル接続を切る。
2.NAZE32の10pinコネクタの5pinにOSDのTX、6pinにOSDのRXを接続。
3.NAZE32の10pinコネクタの9pinにGPSのRX、10pinにGPSのTXを接続。
(NAZE32ポート設定)
4.CLEANFLIGHTのConfigでSOFTSERIALをONする。
5.CLEANFLIGHTのPorts設定でUART2のMSPをONする。
6.CLEANFLIGHTのPorts設定でSOFTSEREAL2のGPSをONする。
これで、NAZE32のUSBポートとは違うポートでOSDのデータ通信が出来るようになると思われるので、OSDを常時使いながらCLEANFLIGHTでNAZE32のUSBが使えるようになる。
でもって、GPSのデータもNAZE32のCPU(STM32)を介してSOFTSERIAL2のポートで通信出来るようになる。
GPSを使うポートをSOFTSERIAL1やなくてSOFTSERIAL2にしたのは、マニュアルでSOFTSERIAL1のTX/RXポートが7pin、8pinとなってたから。
7pinはLED_Stripのシリアルデータラインとして使われるっぽいので、今回の接続変更で有効になるのかどうか分からんけど、一応LED_Strip用に残しておく。
てな感じ。
【ZMR250PCB+NAZE32+MicroMinimOSD+NZ GPS & CLEANFLIGT SETTING】
●MicroMinimOSD&FTDIドングル

FTDIドングルはOSD内の設定やらをやるのにPCとUSB接続する為のドングル。
これの使い方もOSDの設定を行うのに必須なので、また別記事で。
●ZMR250用PCBボードのOSDポート

何の疑問も持たずに右に倣え!すると、ここに2pinのソケットを立てて、NAZE32側には基板裏面に2pinヘッダを立てると思うけどw
ここのTX/RXでNAZE32に接続するとダメね。
※あくまでも、MicroMinimOSDを挿したまま、CLEANFLIGHTでNAZE32の設定を触りたい場合の話。NAZE32の設定をする時にOSDを取り外すのであれば、他にある、つかマニュアル通りの方法で全く問題ない。
俺の場合は、特に最初のうちは頻繁にPID設定を変えると思われるので、その度にOSDボードを取り外すってのは論外やねんw
出来へんのやったら、有る程度飛ばせるようになるまではOSD無しつー選択になるんかな~。
逆に、OSDのTX/RXラインにSWを付けるってのもアリアリw
NAZE32を設定する時はSWを開、OSDを使う時はSWを閉って感じやね。
PCBボード側に2pinのヘッダーを立てるだけで、NAZE32側は何もしない。ってのが良いかな。
俺の場合、今からまたPCBボードをバラすって元気が無かったのでどないしょ~と思って眺めてたら、なんだこりゃ?!的にソケットの目の前にTX/RXのパッドがあるじゃ~ないですかぁw(赤丸のとこね)
テスターチェックしてみたら、ソケットと同じ状態で単にOSD側のソケットに繋がってるだけ。
なので、このパッドに半田付けでケーブルを引っ張りだすことにした。
●RSSI/BAT1
PCBボードの縁に4pinヘッダーがあって、CURR/RSSI/BAT2/BAT1があるので、そのうちのRSSIとBAT1に接続。
RSSIにはレシーバーのCH2の信号
BAT1にはバッテリーのプラス側
これを入れると、OSD側に表示される。
電圧表示はセル数はOSD側で設定するんやけど、俺の場合、3セルに設定して、実際の電圧より1.5V程度低く表示されてた。
多分OSD側で表示校正出来ると思う。なんかその様な項目を見た気がするw
●ケーブルハーネス制作

あくまでも、俺の構成の場合やけど、各接続先と設置場所が決まったので、先に丁度良い位の長さでハーネスを作った。
NAZE32の「10pinコネクタ」のピンアサインは下記の通り
1:GND
2:+5V(PCBボードの場合、3セル12V→DDコンで5Vにドロップされたものが、ピンから出てくるので受信機の電源になる)
3:レシーバーTFR4のCH1(PPM)に接続
4:NC(使わない)
5:OSDのパッドTXからの信号線を接続(※1)
6:OSDのパッドRXからの信号線を接続(※1)
7:LED_Strip(※2)
8:NC(使わない)
9:GPS RX(オレンジ)(※3)
10:GPS TX(ブルー)(※3)
(※1)UART2のMSPをONでこのポートでOSDのシリアル通信が出来るようになる。ボーレートは115200
(※2)7:LED_StripはデフォルトではCLEANFLIHGTからの設定で、NAZE32のこのピンからRGBのLED制御信号を出せるみたいやけど、今回のポート設定で使えるかは不明(未テスト)。一応、後々LEDも付けそうな気がしたので、とりあえず、線だけ出しといた。
(※3)マニュアルでは「7pin、8pinがSOFTSERIAL1」、「9pin、10pinがSOFTSERIAL2」となっているので、CLEANFLIHGTのPortsでSOFTSERIAL2のGPSをONにすると、GPSが使えるようになる。
ちなみにボーレートはあちこちでなんか9600しか駄目とか、19200とか?・・・なんか曖昧な感じ。
でも実際には57600でも普通に通信してGPS補足してる感じ。
あと、マニュアルにはSOFTSERIALは1と2でボーレートを変えた使い方は出来へん、って書いてあった気がする・・・。
ちなみに、GPSの5V電源、GNDはレシーバーのCH2がRSSIの信号ラインだけしか使ってないので、そこから3ピンコネクタに相乗りする感じで5VとGNDを取る。
俺の場合、レシーバーの設置場所が、NAZE32の真上からちょい後ろあたりでフレーム天井に貼り付けてる感じなので、割と短いハーネスになってる。
組み付けイメージ


ファーム側でNAZE32のTX/RXのポートを変えれたらもっと楽なのかもやけど、どのくらいコード変えなアカンのかな・・・
けど、まずはハード的にTX/RXがSTM32の何ピンに繋がってるか・・・から調べんとなぁ・・・
まぁ、
もしかしらた、この辺の設定でドン詰まり~な人も居てるかもなので、多分・・・やけど解決できるで~!的な記事で明るい希望をw
正直、俺はちょっと萎えとったけど、PCBボード使ってない人なら、難なくクリアしてたのかもね。
諸々の初期のセットアップなど詳細も時間が経てば忘れそうなので、備忘録しとかなアカンなw
つか、忘れる前にポイントだけでも一気に記録せんとwww
こっちの記事も参考に
NAZE32(Cleanflight)設定編9(GPS+OSD+CleanFlight)
解説されている所で良く見かけるのは、GPSのTX/RXをNAZE32の
「10pinコネクタの5pinにTX、6pinにRXと接続して、CLEANFLIGHTのPorts設定でUART2のGPSをON、ConfigでGPSをONにする。」
というやつ。
(本家?っぽい海外マニュアルにもそのような事が書かれている。)
で、その通り設定してみると、確かにGPSは認識(部屋の中でも大体8-9個捕まえる)するし、MinimOSDでの画面上表示もGPSの補足数や補足数が少ない時はLOW SATやったかな・・・の表示が出たりするので、正常に動いてると思われる。
が・・・
その状態で、色々やってもうまくいかんかったのが、CLEANFLIGHTでNAZE32の設定をやろうとしても、PCとNAZE32が繋がらなくなる。
という症状。
OSDを外すと、ちゃんとNAZE32のパラメーターを触れるようになるので、まぁ、これはGPS認識云々以前にOSDのお陰様な訳やねんけど。
どうも、OSDがUART1を占有してNAZE32のUSBがbusyの様な状態になってる?!ってのがありそうな気がしたので、GPSのポート設定云々ではなく、OSDのシリアルポートを変えたらなアカンのんちゃう?!みたいなw
PCBボードを使う場合は、普通にボード上にソケットやヘッダーピンなどを立てて、それにサクッと差し込む感じでNAZE32とMicroMinimOSDを挿してしまうと思うねんけど、それやとNAZE32とOSDがハード的に固定で接続されてまうので、たぶんそれがアカンねんな。
それでも、最初はNAZE32側やOSD側のGUI設定画面で何かポート変更とかI/O機能変更できるんちゃう?と色々やってたけど、埒あかず断念w
で、結論から言ってしまうと下記で解決した。
(ハードウェア接続)
1.NAZE32ボード上のTX/RXヘッダーピンを外して、OSDとのシリアル接続を切る。
2.NAZE32の10pinコネクタの5pinにOSDのTX、6pinにOSDのRXを接続。
3.NAZE32の10pinコネクタの9pinにGPSのRX、10pinにGPSのTXを接続。
(NAZE32ポート設定)
4.CLEANFLIGHTのConfigでSOFTSERIALをONする。
5.CLEANFLIGHTのPorts設定でUART2のMSPをONする。
6.CLEANFLIGHTのPorts設定でSOFTSEREAL2のGPSをONする。
これで、NAZE32のUSBポートとは違うポートでOSDのデータ通信が出来るようになると思われるので、OSDを常時使いながらCLEANFLIGHTでNAZE32のUSBが使えるようになる。
でもって、GPSのデータもNAZE32のCPU(STM32)を介してSOFTSERIAL2のポートで通信出来るようになる。
GPSを使うポートをSOFTSERIAL1やなくてSOFTSERIAL2にしたのは、マニュアルでSOFTSERIAL1のTX/RXポートが7pin、8pinとなってたから。
7pinはLED_Stripのシリアルデータラインとして使われるっぽいので、今回の接続変更で有効になるのかどうか分からんけど、一応LED_Strip用に残しておく。
てな感じ。
【ZMR250PCB+NAZE32+MicroMinimOSD+NZ GPS & CLEANFLIGT SETTING】
●MicroMinimOSD&FTDIドングル

FTDIドングルはOSD内の設定やらをやるのにPCとUSB接続する為のドングル。
これの使い方もOSDの設定を行うのに必須なので、また別記事で。
●ZMR250用PCBボードのOSDポート

何の疑問も持たずに右に倣え!すると、ここに2pinのソケットを立てて、NAZE32側には基板裏面に2pinヘッダを立てると思うけどw
ここのTX/RXでNAZE32に接続するとダメね。
※あくまでも、MicroMinimOSDを挿したまま、CLEANFLIGHTでNAZE32の設定を触りたい場合の話。NAZE32の設定をする時にOSDを取り外すのであれば、他にある、つかマニュアル通りの方法で全く問題ない。
俺の場合は、特に最初のうちは頻繁にPID設定を変えると思われるので、その度にOSDボードを取り外すってのは論外やねんw
出来へんのやったら、有る程度飛ばせるようになるまではOSD無しつー選択になるんかな~。
逆に、OSDのTX/RXラインにSWを付けるってのもアリアリw
NAZE32を設定する時はSWを開、OSDを使う時はSWを閉って感じやね。
PCBボード側に2pinのヘッダーを立てるだけで、NAZE32側は何もしない。ってのが良いかな。
俺の場合、今からまたPCBボードをバラすって元気が無かったのでどないしょ~と思って眺めてたら、なんだこりゃ?!的にソケットの目の前にTX/RXのパッドがあるじゃ~ないですかぁw(赤丸のとこね)
テスターチェックしてみたら、ソケットと同じ状態で単にOSD側のソケットに繋がってるだけ。
なので、このパッドに半田付けでケーブルを引っ張りだすことにした。
●RSSI/BAT1
PCBボードの縁に4pinヘッダーがあって、CURR/RSSI/BAT2/BAT1があるので、そのうちのRSSIとBAT1に接続。
RSSIにはレシーバーのCH2の信号
BAT1にはバッテリーのプラス側
これを入れると、OSD側に表示される。
電圧表示はセル数はOSD側で設定するんやけど、俺の場合、3セルに設定して、実際の電圧より1.5V程度低く表示されてた。
多分OSD側で表示校正出来ると思う。なんかその様な項目を見た気がするw
●ケーブルハーネス制作

あくまでも、俺の構成の場合やけど、各接続先と設置場所が決まったので、先に丁度良い位の長さでハーネスを作った。
NAZE32の「10pinコネクタ」のピンアサインは下記の通り
1:GND
2:+5V(PCBボードの場合、3セル12V→DDコンで5Vにドロップされたものが、ピンから出てくるので受信機の電源になる)
3:レシーバーTFR4のCH1(PPM)に接続
4:NC(使わない)
5:OSDのパッドTXからの信号線を接続(※1)
6:OSDのパッドRXからの信号線を接続(※1)
7:LED_Strip(※2)
8:NC(使わない)
9:GPS RX(オレンジ)(※3)
10:GPS TX(ブルー)(※3)
(※1)UART2のMSPをONでこのポートでOSDのシリアル通信が出来るようになる。ボーレートは115200
(※2)7:LED_StripはデフォルトではCLEANFLIHGTからの設定で、NAZE32のこのピンからRGBのLED制御信号を出せるみたいやけど、今回のポート設定で使えるかは不明(未テスト)。一応、後々LEDも付けそうな気がしたので、とりあえず、線だけ出しといた。
(※3)マニュアルでは「7pin、8pinがSOFTSERIAL1」、「9pin、10pinがSOFTSERIAL2」となっているので、CLEANFLIHGTのPortsでSOFTSERIAL2のGPSをONにすると、GPSが使えるようになる。
ちなみにボーレートはあちこちでなんか9600しか駄目とか、19200とか?・・・なんか曖昧な感じ。
でも実際には57600でも普通に通信してGPS補足してる感じ。
あと、マニュアルにはSOFTSERIALは1と2でボーレートを変えた使い方は出来へん、って書いてあった気がする・・・。
ちなみに、GPSの5V電源、GNDはレシーバーのCH2がRSSIの信号ラインだけしか使ってないので、そこから3ピンコネクタに相乗りする感じで5VとGNDを取る。
俺の場合、レシーバーの設置場所が、NAZE32の真上からちょい後ろあたりでフレーム天井に貼り付けてる感じなので、割と短いハーネスになってる。
組み付けイメージ




ファーム側でNAZE32のTX/RXのポートを変えれたらもっと楽なのかもやけど、どのくらいコード変えなアカンのかな・・・
けど、まずはハード的にTX/RXがSTM32の何ピンに繋がってるか・・・から調べんとなぁ・・・
まぁ、
もしかしらた、この辺の設定でドン詰まり~な人も居てるかもなので、多分・・・やけど解決できるで~!的な記事で明るい希望をw
正直、俺はちょっと萎えとったけど、PCBボード使ってない人なら、難なくクリアしてたのかもね。
諸々の初期のセットアップなど詳細も時間が経てば忘れそうなので、備忘録しとかなアカンなw
つか、忘れる前にポイントだけでも一気に記録せんとwww
こっちの記事も参考に
NAZE32(Cleanflight)設定編9(GPS+OSD+CleanFlight)
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